賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶらしい。
僕が、この言葉に出会ったのは多分中学生くらいの時。
”これだ!”と思った。
当時の僕は、友達も少なく、消極的で、だけど無駄にプライドが高くて、失敗を極度に恐れていた。失敗したくなかった僕は、この言葉に活路を見出したのだった。
知識を身に付けて失敗を避けてれば、人生楽勝じゃん!と思った。それで、本をたくさん読んだ。でも、人生楽勝なんてことは全くなく、自分でも笑っちゃうくらいうまくいかないことばかりだった。
”話が違うぞおい”
そう思った。
しかし、23歳になった今、この言葉のもう一つの意味に気づく。
それは
”賢者じゃないと歴史から学べない。”
ということ。
そう、知識を自分の行動に反映させるのは、案外、っていうかめっちゃむずい。歴史から学ぶというのは、賢者にのみ許された高等技術だったのだ!それに気づかず、ただ闇雲に知識だけ吸収したって学びは得られないのだ。
じゃあ賢者になるにはどうすればいいの?それは、”自分の経験から学ぼうとして失敗する”という愚者の”経験”を通してしか、なることができないんじゃないかと最近思い至った。皆最初は愚者なのだ。
ならばたくさん経験してたくさん痛い目見て、早く賢者になっちまおう。そう思って、こういうタイトルのブログを始めることにしました。